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ハンターハンターメルエムが名前を求めコムギと最後過ごすに至った理由【ネタバレ考察】

ハンターハンターの蟻の王、メルエムがコムギに名前を聞かれた後で、
自分の“名前”を知りたがってました。

この”名前”というテーマが非常に重要だと思いますし、
メルエムがどうして死に際の最期に、庶民のコムギと一緒に過ごすに至ったのか、
その理由についてお伝えしていきます。

また、そこからビジネスをする上でも(また、それ以外でも)
どういう人と付き合っていった方がいいのか、考えていきたいと思います。

メルエムが”名前”を求めていた理由

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メルエムはチェスのチャンピオンなどを倒して、
ほぼ敵なしの状態でした。

なので、自分がより高みを目指そうと考えた時に、
コムギの存在はかなり衝撃的だったと思われます。

それまで自分が最強だと思ってきたので、
そんな自分がどれだけ頑張っても勝つことができず、

また、「負けたら腕を切り落とす」というプレッシャーを与えて
相手を揺さぶってもコムギがすでに「命を懸けていた」ということを知り、
自分の方が覚悟ができてなかったことを思い知らされます。

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そこから、コムギに対して一目置き出します。

そして、コムギにふと名前を聞かれたメルエムが、
自分は一体どんな存在なのか気になりだしたのです。

生まれた瞬間に母親を殺してしまったので、
自分の名前を知るチャンスがありませんでしたが、
だからこそ、”名前”に対して固執してしまっているのだと思われます。

みんな自分の”王”にばかり目がいってて、
自分自身に対して興味を持ってなくて、

「自分の名前は一体なんなんだ?」
「自分はどうして蟻の王として生まれてきたんだ?」


と、蟻が自分自身のアイデンティティがないことに、
疑問を持つようになったのではないかと思います。

メルエムにとって、自分自身を求めているコムギの存在は特別なものになったのだと思います。

メルエムはどうしてコムギと過ごすことを選択したのか?

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メルエムはコムギと軍議をしながら最後の死を選びました。
ちなみに、メルエムの死因はネテロの爆弾による後遺症です


メルエムが最後の方は序盤とは明らかに人格が変わったように見えますが、
それは明らかにコムギと軍議をうっていたことからだと思います。

コムギと一緒に対戦したことで、コムギ自身が一家の奴隷で、
軍議しか特技がなかったことを知ったからだと思います。

そんな人間の中で一番底辺に位置しているコムギが、
絶対的王である自分が勝てない状況を理解したからです。

ただ、それも全てはメルエムがコムギと軍議を通して、
「軍議で高みを目指す」という共通の目的を持って、
「関係性」を深めることができたからです。

一方で、コムギの方も「王様」というラベルではなく、
メルエム自身を求めていたことが分かります。

メルエムと一緒に軍議を打っていたからこそ、
今までにない境地に至れたので、それは他の軍議のチャンピオンでは
代用がききません。

メルエムとコムギはその二人ではないと築けない、
特別な関係を築けたのだと思います。

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この関係性が築けたからこそ、
メルエムは最後までコムギと一緒に過ごすことを選んだのではないでしょうか。

名前=パスワード!?

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“名前”というのはその人の本質を意味しており、
だからこそ、みんな初めて会った時には相手の名前を知りたいと思います。

名前=パスワードであり、その名前を知ってるだけで
相手が持っていた情報を受け取ることができます。

例えば、メルエムが記憶喪失になった時に、
コムギの名前を思い出しただけで、記憶を蘇らせていました。

これは単に名前を聞いたから思い出したというより、
名前がパスワードになって、コムギと軍議をしていた時の情景だったり、
その時の空気感を蘇らせたからだと思います。

名前というのは”言霊”と言われますが、
その人自身の膨大な情報が含まれているのです。

一方で、単に「相手の名前を知りたい」というところに固執してしまったら、
それは「関係性を深める」というより、「ラベル」を求めてることになってしまうのだと思います。

それは言い換えると、相手のカタチの部分だったり、
分かりやすい部分を求めていることになります。

多くの人が「一流」、「大企業」、「社長」、「先生」という肩書きを求めてしまって、
“何者でもない自分”でいることに耐えられません。


本来、生まれた時から自分自身は
「何者でもない」というところに気付いていれば、
その状態で既に満たされているはずですし、
あとは何をやっても問題ない状態だと思います。


しかし、多くの人がより刺激的で、
分かりやすいものばかり求めてしまって、
自分の可能性の限界を決めつけてしまい、その枠から抜け出すことができなかったりします。
(この辺りは漫画モンスターの「名前のない怪物」を通じて、
またお伝えできればなと思います。)

また、言い換えるとそういう状態で”名前”を呼ぶと
そういう抽象度の”言霊”として相手に働きかけることができるのです。

・相手のカタチや刺激的な部分、派手派手しい部分にフォーカスして
名前を呼んでいるのと・・・

・純粋に相手と目の前の時間を深めよう、楽しもうとして
名前を呼ぶ・・・

この二つは同じ「名前を呼ぶ」という行為でも
全くの別物なのです。

ビジネスをする上でも同様で、
・「月収100万円」という実績を求めてコミュニティに入ってる人と、

・コミュニティのリーダーの人柄や人格を求めて入ってくる人とでは、

「どっちの方がより深い関係性を築けるのか?」

と考えたら、見るべきポイントは決まってくると思います。



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