進撃の巨人エルヴィン死亡から学ぶ自己実現の落とし穴とは?

進撃の巨人を読んでいて、衝撃を受けました。
なんと、エルヴィンが死亡しているではありませんか!
エルヴィンといえば、女型の巨人編で
非情な性格が明らかになりました。
しかし、エルヴィンには夢があったのです。
よく、自己実現するのに、「自分の夢を叶えましょう!」
ということを言っている人もいますが・・・
それって実は実現しない人がほとんどで、
万が一叶ってしまっても危険性があるのです。
その危険性とは一体何なのか・・・
どうしたら実現ができるのか、
そのあたりについてお伝えしていきます。
なぜエルヴィンは死亡してしまったのか?
進撃の巨人といえば、管理人的にはリヴァイもそうですが、
調査兵団を束ねていたエルヴィンもイメージしていました。
獣の巨人など、ボスキャラと最終決着が着く前に、
死亡してリタイアしてしまいましたね。
エルヴィンの夢というのが、
・巨人の謎を知りたい
・自分が巨人になりたい
ということでしたが、結局その夢を果たすことはできませんでした。
一見すると、志半ばではありますが、
エルヴィンが果たしたい夢というのは高尚なもののように見えます。
しかし、エルヴィンはあくまで自分自身の手で叶えることにこだわった結果、屍の山を築き上げたのでした。
これはあまりに不幸すぎます。
夢の叶え方というのを場合分けした時に、
(1)自力に偏って、周りの人と一切協調性が無い
(2)周りの人達と夢を叶える
この2種類に分けられると思います。
エルヴィンはどうかというと、完全に(1)の方に偏っていました。
その結果、屍の山を築くことになるのです。
自分一人で、夢を叶えようとする気持ちも確かにわかりますが、
これではもっと大きな可能性を潰すことにもなるのです。
夢を実現させるためのポイント:余計な自意識を捨てる
実現させるためには、実現化された有名人を見ていきます。
代表的な例として、明治維新の時の維新志士達です。
彼ら若者たちは「日本を良くしたい」と少なからず思っていました。
坂本龍馬もそう。
自分のためではなかったのです。
一方で、エルヴィンはどうかというと・・・
全部、自分の夢のためじゃん!
自分の自己満足のためじゃん!
ということがいえます。
・巨人がどうして壁の外にいるのか知りたい
・自分が巨人になりたい
これらのことって結局自分のことしか見てません。
「人類の未来のため」と口では言ってましたが、本当の目的は自分の知識欲を満たすためでした。
そうではなく、「人類のため」と思っていれば、その夢は結局のところ誰かに意志が引き継がれるのです。
最終的に、リヴァイに「死んでくれ」と言われて、エルヴィンは死亡する展開になりました。
エルヴィンが自分の「我」を押し殺して、人類の未来のために自らの命を犠牲にした瞬間でもありました。
周囲の人間と一緒に協調して夢を叶えることにもっと早めに気づいていれば、
死亡する、ということには至らなかったかもしれません。
ここで課題になってくる「自意識」ですが、これを徹底的に撲滅することが大事です。
次回以降でその方法についてお伝えすることもあるかもしれませんので、
こちらもお楽しみに!