ワンピース麦わらの一味は人を救っても報われない理由

麦わらの一味は目の前に困っている人がいれば、
とにかく救いの手を差し伸べてきました。
愚直に困っている人を救っているので、
それだけルフィを応援する人間がたくさんいるのだと思います。
ただ、一方で一般世間から、特に世界政府や海軍本部からは煙たがられています。
海軍では救えなかった人達をルフィ達が救い出すことで、
平和にかなり貢献している部分もあると思います。
しかし、懸賞金は上がる一方で、全く評価されず、
むしろ「脅威」とみなして抹殺しようとしてます。
なぜ、政府はルフィ達を認めないのか、
その理由についてお伝えしていきます。
また、我々がどうしていけばいいのか、
なぜルフィ達は全く報われないのか?
麦わらのルフィが救った街ですが、
・ココヤシ村
・アラバスタ
・ドレスローザ
これらの街はアーロン、クロコダイル、ドフラミンゴといった海賊が支配しており、
海軍が全く関与できてませんでした。
そのため、住民達は苦しみ続けて中には殺されたものも大勢います。
それを海軍は見殺しにしていたけれども、
ルフィ達は見て見ぬふりをせずに、三人の海賊達に挑み、
その支配から解放しました。
もちろん、エニエスロビーや、インペルダウンでも大暴れしたり、マリンフォードではエースを救うためとはいえ多くの海軍兵士を犠牲に追いやったと思います。
ただ、圧倒的に救った人達の人数の方が多いと思いますし、
民間の人間達には一切手をかけてませんので、
他の海賊達とは全く異質です。
モーガン、青キジ、元元帥センゴクなど一部の人間達はルフィを認めていますが、
基本的にはルフィ達を煙たがっています。
海軍が倒せなかった海賊を倒して、ルフィ達の方が求心力があり、
地元の住民達から圧倒的な人気があります。
どうして世界政府・海軍は麦わらのルフィを認めずに、
むしろこの世から抹殺しようとしているのか・・・
その理由についてみていきましょう。
麦わらの一味は洗脳の枠に収まってない
世界政府・海軍がやろうとしているのは、
恐怖で支配した洗脳教育です。
空白の歴史の真実を暴くと「死」が待っていて、
海賊になって捕まってしまえば死刑にされてしまいます。
住民達はその恐怖が植えつけられて、
そのルールの中で縛られて生きて行く必要があります。
一方で海賊によって自分たちの街が支配されていたら、
住民達は今度は海賊に従わざるを得ません。
お金を奪われたり・・・
家を壊されたり・・・
命を落としたり・・・
ありとあらゆる酷い仕打ちをされていても、
政府が助けに来てくれるとは限りません。
自分たちの枠の中から飛び出した「海賊」に対しては、
海軍・政府の存在を脅かさない限りは基本的に放置しているのだと思います。
一方で、麦わらのルフィは海軍・政府が助けに来てなく、
困っていた住民にとって救いのヒーローと感じているのだと思われます。
その後で、政府が街を統治しようとしても、
住民達にとって、
政府 << 麦わらの一味
という状態になってしまってます。
麦わらの一味は、政府の恐怖に屈しない、階級社会を全く無視した存在であり、
政府にとって最も邪魔な存在なのは間違いありません。
どうして麦わらの一味はその恐怖に屈しないのか?
どうして階級社会から脱出した存在になったのか?
いろんな理由が考えられますが、一言で言えば「熱さ」です。
ルフィとにかく熱く生きる
ルフィはとにかく熱い人間だと思います。
目の前で困っている人がいたら助けますし、
おかしいって思ったことがあれば
それを絶対に正しにいきます。
相手が天竜人であっても関係ありません。
どこまでもまっすぐ全力でぶつかっていきます。
だから、政府がありとあらゆる脅しをしかけてきても、
それ以上の圧倒的な「熱さ」があるので全く屈しないのです。
むしろ、ルフィのような異常なまでの熱さがなければ、
世の中の恐怖、洗脳に屈してしまうこともあるかもしれません。
「おかしい」「矛盾している」って思うようなことでも、
そこに立ち向かえる熱さがあれば、乗り切れるのです。
世間から認められたり、感謝されるということはほとんどないかもしれません。
ただ、だからこそ自分自身が燃えてなければ、
洗脳や恐怖に屈してしまうのだと思います。
海軍大将、四皇、天竜人が相手でも
その恐怖に屈しないルフィのような熱さがあれば、
どんな目標でも達成できるのではないでしょうか。