MYTHCODE

大人気漫画・アニメを神話や仕事など様々な観点から紐解き、
人生の学びに変える非公式ファンサイトです。

ワンピースルフィが海賊王にコミットするのと位置エネルギーの関係

2016年9月6日

あるメール講座の中で、

漫画や映画、小説等を振り返ってみた時に

『どうして自分の感情が揺さぶられるのか?』

というお話がありました。


色んな学びが書かれていて、

1つの答えとしては、作品のストーリーや伏線を通じて

「いかに感情を溜め込んで、解放するか」

ということがポイントであるという話があり、

「なるほど、確かにそうだな~」と思いつつ、

そこで紹介されていた漫画H2を思い出した時に、

国見比呂が高2の夏に足の怪我を隠して

敗退したシーンを思い出したりしてました。

(なんでか分かりませんがH2って結構

ぐっとくるシーンとかかなりあったなと。)


勿論、当サイトで扱ってるワンピースでも同様で、

今回は「そこからさらに深堀りするとすれば…」

という視点でお伝えしていきたいと思います。

漫画で感情を動かされる理由についての考察

lufy_atarimae



個人的に一番印象的なシーンが

ワンピースのアーロン編でのナミです。


ルフィが「当たり前だ!」と叫ぶシーンが

好きだという人が多いのもその理由だと思ってたりします。



周囲の友達の中でも、

「あんなに強がっていたナミが初めて弱みを見せた」

「ルフィがかっこいい」

と言ってる方も多く、

ワンピースの中でも名シーンの1つなのかもしれません。


もう少し考えてみた時に、

感情が揺れ動かされるのには

ポイントが2つあると思います。


(1)ベクトルの向き

(2)位置エネルギーを『低』から『高』へ


1つずつ見ていきましょう。


(1)ベクトルの向き

yazirushi





(1)ベクトルの向きについてですが

一言で言うといい事に使おうとしているか、

ということが大事だと思います。


例えば…

・私利私欲の為
・過去の自分のコンプレックスの解消
・嫌いな人間を排除させる


という事に使ってしまっては

中々共感は得にくいのかもしれません。


ルフィがひたすら自分の欲を満たすためだけに

村を襲ったり、金品を奪ったりしてたら、

誰も読者は応援してくれないはずです。

(そんなルフィは見たくないです…)

つまり、溜めた感情をどこに使うのか?

なぜそのエネルギーを使おうとしているのか?

という事が大事になってくると思います。


つまり、

・H2のヒロがおばさんに甲子園での活躍をみてもらいたい
・ワンピースのナミがココヤシ村を救いたい
・四月は君の嘘で母親が自分の死後も公生に幸せになってもらいたい


と目的や志を立てていたからこそ、

それぞれのシーンで読者からの共感を得やすいのではないでしょうか。


志の高さを「位置エネルギー」(※)の高さで表した場合、

『高』


・世の中を良くする為に生きる
・自分の周囲の人間を幸せにする為に生きる
・とにかく自分の満足感を満たすために生きる
・自分が生活するために生きる


『低』


とします。

※位置エネルギー=目標の高さです。

世の中を良くするという志を持つことは目標が高く、
位置エネルギーが高い、志が高いということになります。

反対に、
自分が生活するためだけに生きているのは、
志や目標が低く、位置エネルギーが低い、ということです。


どんな漫画やアニメでも、

ビジネスでもベクトルが正の向きにいってなければ

共感されません。

一時的に負の向きに沈む事があっても、


・全体的に位置エネルギーが下がっていく

・ずっと同じ所に停滞していたり


という状態では誰からも応援されません。


そして、2つ目のポイント、

位置エネルギーを『低』から『高』へ

です。


(2)位置エネルギーを『低』から『高』へ

energy_low_high




大事なのが、

『位置エネルギーを”低い場所”から高めること』

です。


つまり、ある程度高い位置から高めようとしても、

共感されにくいですし、

一方で、低い位置から一気に高めようとしても

(その志はいいにしても※)読者に無理と思われたら、

応援されにくい=人気が出にくい、という事になります。

※詳細は後述しています


ルフィが最初から四皇くらいの位置にいて、

「海賊王に俺はなる!」って1話目が始まっても

「ふーん、そのうちなれそうだね、頑張れ~」

って人事のように扱われますし、


のび太みたいな人間が

「僕は世界を平和にしたいんだ!」とか言っても

「いやいや、その前にまず宿題やれし」

となると思います。


大切なことは、然るべき志を持つのと、

低い位置から高い位置を目指す事です。


例えば、有名な話ではルフィのセリフ

「海賊王に俺はなる」について、

1話と601話ではルフィの中での海賊王の定義が少し違ってます。

こちらが1話。

kaizokuou_1wa



こちらが601話。

lufy_601




比較してみますと、

海賊王 におれはなる(1話)
“海賊王”におれはなる(601話)

と、601話では海賊王にダブルコーテーションがついていて、

より情報量やビット数が増えて、

ルフィの中での海賊王が具体的にイメージしている事が分かります。


どちらかというと、

自分の私利私欲や自分の満足感の為に目指してた海賊王(1話の状態)から冒険が始まり、

自分の目の前の人間と楽しく航海しようとする過程の中で、

色んな問題に直面して、


・七武海がおかしい

・海軍がおかしい

・世界政府がおかしい

・天竜人がおかしい


と感じて、

『これって世の中の変えるために自分が海賊王になったほうがいいんじゃない?』(601話の状態)

という感じで、漠然としていた海賊王というイメージが

より臨場感が持てるようになり、

読者は徐々に引き込まれていく流れになっていきます。


大切なことは、

この流れがスムーズであればあるほど感情移入しやすいですし、

逆に言うと、

『この流れがスムーズでないと感情移入されない』

という事もいえると思います。


ルフィの学びを現実世界に落としこむには?

genzitsu


ここまではあくまで漫画やアニメにおいて、

感情が引き込まれるプロセスを

「感情を溜め込んで、解放する」

という視点からより詳細にする為にお伝えしてきました。


現実問題として、実生活にどう取り入れたらいいのか?

どうしたら自分もルフィのように高い志で生きれるのか?

という事が重要になると思います。


大切な事は、自分がどれだけ低い位置にいても(高い位置にいたとしても)

一番高い位置エネルギーに自分がいる状態だと思い込んで、

行動するということです。


先ほどは「低い位置から高みを目指した方が漫画では感情が動かされる」とお伝えしましたが、

現実の世界では荒唐無稽でも高みを目指し続けるべきだということです。


一旦、ワンピースに戻りますと、

ルフィで言えば、「俺は海賊王になる!」

と小さい頃から言ってましたが、

よくルフィのセリフの中で、

「こんなんじゃダメだ」

というのがあります。

konnnannzya



自分が海賊王になるにあたって、

こんなんじゃダメなので、

ギアセカンドを初披露するシーンですが、

もはや、自分が海賊王になるのは当然なので、

だからこそ、フルパワーで力を発揮することができるのです。



大事なことは自分に言い聞かせるように

周囲にいい続けていくことであり、

そうやって妄想でもいいので高みを目指し続けていくことで、

いつの間にかクラピカが鎖を具現化できたように

何かしらの学びを持ち帰ってもらって

よりより未来を切り開いていってもらい、

現実世界をよくしてもらえたらなと思っています。



以下の記事もおすすめです。

「ワンピース」カテゴリの記事

漫画で紐解く神話の秘密
あの有名漫画は、〇〇神話を描いていた!?
通常では知りえない漫画の秘密を無料公開中!

無料で手に入れる

大人気漫画・アニメを神話や仕事など様々な観点から紐解き、
人生の学びに変える非公式ファンサイトです。